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防災対策に加えたい「お米」の備蓄。停電・断水など状況別の炊き方も


管理栄養士の大槻万須美です。

災害対策に欠かせない食品として、缶詰やレトルト食品など日持ちする食品はいろいろありますが、「お米」も備蓄しているでしょうか。

実はお米も災害対策に向いている食品のひとつです。

なぜお米が災害時に役立つのかまた、災害に備えたお米の備蓄法シチュエーションに合わせた調理法について解説します。

 

なぜ「お米」が災害対策に向いているの?




非常時にはどんなライフラインが止まってしまうかわからないため、水・電気・ガスなどがなくても食べられるようなレトルト食品や缶詰の備蓄はもちろんされているかと思います。

その備蓄品の中にぜひ加えていただきたいのが、お米・ご飯です。

お米は生鮮食品とは言われますが、他の生鮮食品と比べて段違いに日持ちする上、風通しのよい暗所に置いておけば冷蔵庫に保管しなくても腐らないため、万が一の備えに適しています。

調理の手間がほとんど必要のないパックご飯やアルファ化米(炊飯後に乾燥させた加工米)もいくつか備蓄しておくと、さらに安心です。

食事は、主菜・副菜といったおかずと、ご飯やパンのような主食をそろえてバランスをできるだけ良くすることで、栄養面だけでなく精神面においても安定につながり、災害時の生活にも少なからず影響をもたらします。

備蓄食品は最低3日分、できれば1週間分が理想といいますが、家族の人数や子ども・高齢者・アレルギーや疾患の有無、災害の規模によって必要量は異なるため、種類もさまざまに、余裕をもって備えておくと安心感も高まります。

水は、飲用+調理用で1人あたり1日3Lが必要とされていますが、お米を洗う水までは想定されていないため、水を節約するためにも、無洗米、パックご飯やアルファ化米の備蓄が推奨されています。

 

お米の備蓄方法




お米に限らず備蓄品を適切に保管する方法でおすすめなのが、「ローリングストック法」とよばれる方法です。

ローリングストック法とは、特別に非常食など備蓄品を用意するのではなく、日常の食事で消費しながら備蓄を回す方法のこと。普段使っているものを備蓄として多めに在庫しておき、使った分だけ買い足すというやり方で、常に在庫を確認しながら新しいものを備蓄しておくことができます。

この方法であれば、いざというときに「消費期限が切れて食べられなかった」、「調理法がわからなかった」、「缶切りがなくて役に立たなかった」、「味が合わなかった」、「いつもと違う食事で食欲がわかなかった」などということも避けられます。

普段と同じものを非常時にも食べられるので、変化に弱い乳幼児や高齢者・疾患のある人が家族にいる場合でも、できるだけ日常に近いかたちで食生活を継続でき、心身の負担の軽減にもつながります。

お米は1食あたり0.5合で計算すると、2kgで約27食分となります。3人家族の場合なら3日分です

2kg〜5kg程度のお米をいつもより多めに在庫として持っておき、その在庫も含めて日々の食事に利用するというのがお米のローリングストックの基本です。家族の人数やスペースに合わせた量を蓄えておきましょう。

なお、お米の袋には通気用に無数の穴が開いており、湿気や虫が入りやすく、劣化やカビの原因にもなるため、お米用の保存容器に移しておくとさらに適切に保存ができます。

保存容器は、パッキン付きのものやふたがしっかり閉まるものなど、密閉性が高く、こまめに洗えるタイプを選びましょう。乾いたペットボトルに小分けするのもおすすめです。

ペットボトル保管の方法はこちら
2リットルペットボトルにお米は何合入る? ペットボトルで保管するメリットや注意点

 

停電・断水時の調理方法




電気がないときや水が少ないときなどシチュエーション別にお米の調理方法を考えてみましょう。
 

停電のとき


停電時でも多くの場合は一般的なガスコンロを使えるため、フライパンやお鍋でご飯を炊くことができます。

ただし、キッチンがIHの場合や、地震などでガスが止まってしまうことも考えると、カセットコンロとカセットボンベを備えておくことも大切です。

カセットボンベは、大人1人あたり1週間で約6本が消費の目安とされています。家族の人数や調理の頻度を考慮して準備しておきましょう。
 

断水のとき


断水時にはストックしている水を利用しなければなりません。少ない水でごはんを炊ける「パッククッキング(ポリ袋調理)」がおすすめです。

パッククッキングは、高密度ポリエチレン製の袋で湯せん調理をする方法です。ポリ袋に、無洗米(1人分100ml)と水(お米の容量の1.2倍、1人分約120ml)を入れ、沸騰した鍋で湯せんします。

湯せんに使ったお湯は再利用もできますし、おかずも別のポリ袋に入れて同時調理できます。洗い物も最小限で済み、簡単に温かい料理が作れるため、備えの一つとして普段から試しておくと良いでしょう。

また、テフロン加工されたフライパンでの炊飯も、水が少ない時におすすめです。ご飯がこびりつきにくく、ふき取るだけで済むため、フライパンを洗う手間と水が節約できます。鍋で炊くよりも少ない水加減で炊き上がる点もメリットです。

詳しい調理方法はこちら
ごはんをポリ袋やフライパンで炊く方法は?【災害への備え】 

 

パックご飯はそのまま食べられる?


パックご飯は基本的に加熱用に作られているため、そのまま食べることは推奨されていません

電気が使えない場合には、パックのまま鍋で湯せんするか、フライパンに少量の水とご飯を入れてほぐしながら温めましょう。お米から調理するよりも手軽に食べられます。



災害はどのようなかたちで起こるかわかりません。困らないように準備を重ねておくことが鉄則です。無洗米やパックご飯、アルファ化米を、災害対策や非常時の備えに加えておかれてはいかがでしょうか。


参照:
「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html
新潟県十日町地域振興局健康福祉部「〜 災害時を知恵と工夫で乗り切る! 〜食の備えとサバイバルクッキング」
https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/99474.pdf
大磯町「食品備蓄のススメ!」
https://www.town.oiso.kanagawa.jp/material/files/group/17/sougoushousaiban.pdf

 
大槻万須美

管理栄養士・フードスタイリスト。楽しく食べて健康に。食の大切さを伝えるため、離乳食講座・親子クッキングなどの料理教室、バレエダンサーやアスリートのパーソナル栄養サポート、レシピ・コラムの提供など幅広く活動。子どもの頃の毎年の米作り経験から、身近な食体験の重要性についても実感し、おとなと子どもの食育サポートにも力を注いでいる。


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この記事の転載元
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