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スマート米2022を栽培いただいた協力農家さん

世界農業遺産の地で育まれた
能登の特別栽培米です

生産者:宮崎数馬石川県輪島市 有限会社 ファーマー
奥能登

コシヒカリ

日本の代表的な品種である「コシヒカリ」は、石川県で最も多く作付けされている品種です。産地によってさまざまなが味わいが付加されています。海に囲まれた傾斜地である能登半島は、新潟県魚沼市とほぼ同じ経度に位置し、肥沃な土地を持つ石川県一の米どころです。豊かな粘りと甘みを米粒いっぱいに蓄えた自慢のお米です。

宮崎さんの「コシヒカリ」は、どんなお米なのでしょう?

輪島市がある能登半島は、「能登はやさしや土までも」と称されるように土地が肥えていることで有名です。スマート米を栽培している圃場は海に囲まれた傾斜地に位置しており、珪藻土が含まれているため、ミネラル分が豊富なお米ができます。昼夜の寒暖差も1年を通じて大きいという、いい米ができる条件も整った理想的な地域です。豊かな食文化が育まれた能登生まれのコシヒカリを、ぜひ能登の食材とともに味わってみてください。

農家からのメッセージ

私どもファーマーがある「本郷」という地域は、棚田などが並ぶ典型的な中山間地で、石川県で最も過疎が進んでいる地域でもあります。その中でファーマーは、高齢の農家さんや離農される農家さんの圃場での栽培を請け負いながら、能登地域の農業法人と協力して、この地域の農業と里山の保全に努めています。

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2022年のスマート米となるコシヒカリには、「ピンポイント農薬散布」と「ピンポイント施肥」を行っています。ピンポイント農薬散布では、栽培中の散布の際にドローンによるAI画像解析で必要な箇所にだけ散布することで、大幅に薬剤の使用を減らすことができました。また、ピンポイント施肥では、生育にムラがあった圃場の状況をこちらもドローンで撮影した画像をAIで解析し、必要な箇所にだけ自動飛行で肥料を追加することで、圃場全体の生育ムラの解消と収量アップにも貢献しています。

これらの技術を用いることで、防除の回数も資材のコストも減らすことができ、作業時間や日程の確保もかなり軽減できました。私どもでは、特別栽培米の認証を取得するための農薬使用量50%に加えて、圃場によっては60%、70%と使用量削減を実現し、できるだけ安全でおいしい能登のお米をご提供できるよう努めています。
こうした取り組みの甲斐あって、耕作できなくなったらファーマーに預けるという流れになってきたため、地主さんに交渉の上で、いまある圃場の区画を整備しなおしてより効率化したいと思っています。

「スマートアグリプロジェクト」では、栽培したお米を全量買取してオプティム自身が販売まで行ってくれるところもいいですね。これまでも生産・収穫はできても販売まで行うのは難しかったので願ってもいない話です。 担い手よりも耕作放棄地の方があふれていて、もはや自分だけではどうにもならないと思っていましたが、スマート農業技術が入ってくることで、解決できるようになると思います。

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関西随一の食味の高さを誇る
丹波篠山生まれのお米です

生産者(左):田渕 泰久兵庫県丹波篠山市 農事組合法人丹波たぶち農場
生産者(右):原 智宏兵庫県丹波篠山市 株式会社アグリヘルシーファーム ※2022年栽培のスマート米「丹波篠山コシヒカリ」は、3つの協力農家が栽培しています。
丹波篠山

コシヒカリ

兵庫県の中東部に位置する丹波篠山市は、黒大豆やクリ、ヤマイモなど山の食材の宝庫として知られています。それは恵まれた環境と、夏でも夜温が下がる内陸性の気候がじっくりと味わい深い農産物を育てているため。
コシヒカリと言えば新潟県魚沼産が有名ですが、「東の魚沼、西の丹波篠山」と言われるほど、丹羽篠山も高い評価を得ています。そんな丹波篠山産のコシヒカリは、他産地よりちょっと小粒ながら、粘りと力強さを感じさせるお米です。

「丹波コシヒカリ」は、どんなお米なのでしょう?

兵庫県の丹波篠山市は、四方を山々に囲まれた篠山盆地に位置しており、山から篠山川、羽束川などの清流が流れ、昔から稲作が盛んな地域です。丹波篠山市で栽培される「コシヒカリ」は、関西産の銘柄米の中でも随一の食味の高さを誇りますが、生産量が限られているため、京阪神以外ではなかなか見かけることのない貴重な存在でした。

同じ品種でも、産地が変わればその味わいも変わるもの。コシヒカリの美味しさを受け継ぎつつも、爽やかな甘味とあっさりした食味が、丹波篠山産コシヒカリの特長です。

収穫量よりも味を高めるために肥料を極力減らして栽培した結果、香り豊かで食べやすいお米ができました。ぜひお試しください。

農家からのメッセージ

田渕泰久さん

丹波篠山市は標高200m前後の土地であり、周囲を山々に囲まれていて、源流から流れる水を使ってお米を栽培しています。温暖化が進む中、ここは盆地なので日中はかなり高温になりますが、お盆を過ぎると朝晩は涼しい日が続きます。

イネというのは25℃以下にならないと、日中葉が光合成して蓄えた養分を実に送り込むことができません。温暖化が進んでもきっちり夜に気温が下がることで、お米のひと粒ひと粒が充実していくのです。

地形的にも気候的にも、丹波篠山は稲作に適した条件が揃っています。それが昔から「丹波篠山の米はうまい!」と、高く評価される所以なのだと思います。

原 智宏さん

「アグリヘルシーファーム」という名前の通り、当社は先代の父の時代から農薬の使用量を極力減らした栽培を心がけてきました。そんな僕らでさえ、広い田んぼのどこに害虫や病気が潜んでいるかまではわからず、予防も兼ねた農薬の全面散布が必要でした。

ところが、ドローンで空撮し、AIで画像解析し、被害が出ている箇所を割り出してピンポイントで散布することで、農薬の使用量を90%以上減らすことができました。

ふだん、東日本のお米を召し上がっている方には、同じコシヒカリでも米粒が「ひとまわり小さい」と感じられるかもしれません。でもそれは生育不良なわけでなく、丹波篠山のお米の特徴です。特に新米の時期、炊きたてのご飯は、粘りと弾力があり、“力強さ”を感じさせるお米なのです。

ただ、東北や新潟の産地に比べると生産量が少ないので、関西以外の精米店やスーパーで見かけることはめったにありません。ぜひ、この機会に「丹波篠山コシヒカリ」を一度召し上がってみてください。

田渕さん
農事組合法人丹波たぶち農場
原さん
株式会社アグリヘルシーファーム
明山さん
株式会社ニューファームみのり

青森県民が愛する地元のお米を
スマート農業でより安全でおいしく

生産者:大平裕和青森県黒石市 株式会社大平ファーム
黒石

つがるロマン

青森で生まれたブランド米「つがるロマン」。品質を守るため、県内でも気象条件に恵まれた地域のみで作られており、自然豊かな黒石市はそのうちの一つ。味や粘り、やわらかさなど全体のバランスがよく、あっさりとした味わいで和食によく合います。

大平さんの「つがるロマン」はどんなお米なのでしょう?

大平ファームのある黒石市は津軽平野に位置しています。豪雪地帯のためミネラルを含んだ雪解け水が豊富で、自然災害が少ないこともあって美味しいお米を作るのに適している土地です。つがるロマンは他の品種と比べると比較的歴史は浅いですが1997年に誕生以来、青森県で広く親しまれている人気のお米です。味や粘りのバランスが良く、あっさりとしていて食べやすいので、和食など薄味のおかずと食べるとお米の味が際立つと思います。

今年は除草剤を植え付け前に1度だけ使用しましたが、生育期の除草剤や病害虫を防ぐための農薬は散布していません。そのため残留農薬の心配もなく、どなたでも安心して召し上がっていただけます。

農家からのメッセージ

「スマートアグリフードプロジェクト」では、ドローンによる空撮で雑草と病害虫の検知を行っていました。それに加えて今年からは、追肥の時期に空撮で稲の色など生育状況を見て、必要な場所にだけドローンで追肥をしていく「ピンポイント施肥」も行っています。

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今まではトラクターによる追肥をしていて、どうしても肥料むらができてしまうのが悩みだったのですが、ドローンを利用することでそれらをカバーできただけでなく、労力や時間、資材の削減にも繋がっています。

ドローンで上空から見ることによって、栽培するうえでの課題が見えやすくなったとも言えると思います。

「スマート米」に取り組んで2年目ですが、昨年と比べても収量も安定してきたと感じています。収量は多くなりすぎても食味に影響が出てしまうので、スマート農業の技術を活用しながら適切な収量を保ち、美味しいお米作りに役立てて行きたいです。

オプティムとの取り組みを始めて以来、日々自分でも勉強したり成果も上がってきていると感じています。2年目ということもあり、社員たちもノウハウを覚えて楽しんでお米作りに励んでいます。

これからも丹精込めて前年を超える美味しいお米を作っていきますので、2020年産の黒石のつがるロマンを楽しみながら味わってみて下さい。

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収量アップ、食味向上、減農薬を
実現するスマート農業をフル活用

生産者:佐藤拓郎青森県黒石市 株式会社アグリーンハート
黒石

まっしぐら

「まっしぐら」は、粘り気は少なくさっぱりとした味わいながらも、適度な弾力があり食べ応え十分な、青森生まれの新しいブランド米です。産地は青森県のほぼ中央に位置する黒石市。東には八甲田連峰が連なり、豊かな自然と良質な土壌、豊富で清らかな雪解け水に恵まれた地域です。

佐藤さんが作っている「まっしぐら」はどんなお米なのでしょう?

私たちの田んぼのある青森県黒石市は、南八甲田山の裾野に位置するため雪解け水が豊富で青森県有数の米どころでもあります。2019年度は天候にも恵まれ、まっしぐら誕生以来初めての特A評価をいただきました。

私たちはトラクターで田んぼに直接種を蒔く「V溝乾田直播」という栽培方法を採用しています。この栽培方法は通常の移植栽培と比べて種を2倍以上蒔くことで、密植状態になり食味が良くなるということもわかっています。まっしぐらは甘みと香りに優れ、食べ応えもあるため、カレーや丼物などとも相性バッチリ。2020年産も残留農薬不検出なので、どなたでも安心して召し上がっていただけます。

農家からのメッセージ

オプティムと一緒にやっている取り組みはドローンを用いた「ピンポイント除草」と「ピンポイント施肥」、そしてケイ酸の全面散布です。2019年はドローンでの撮影高度を5メートルほどとかなり低く設定していましたが、今年は作付面積が倍に増えたこともあって、より早く撮影できるよう撮影高度を高くしました。また、手動タイプのドローンで撮影を行っていたものを、今年は自動飛行ドローンを使用しました。自動飛行のための測量という作業がプラスされたものの、作付量を増やしつつ効率を上げることに成功しています。

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「ピンポイント除草」では、画像解析をして検知された部分のみに除草剤を散布したところ、しっかりと効果を感じることができました。

また、ピンポイント施肥では画像解析で肥料むらがあった一部の場所に1.1倍の肥料を散布するという試みも行ってみました。その結果、稲が倒れることもなく順調に生育できたので、収量アップの可能性も感じています。

スマート農業の技術に関しては、栽培方法が特殊なためダブルチェックが必要など、まだまだ課題はありますが、さまざまな技術を活用して改善を行いながら、さらに美味しいお米を作っていきます。

甘みや香りなどの味の良さはもちろんのこと、ひと粒ひと粒の美しさが自慢のまっしぐらをぜひ味わってみてください。

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豊かな能登の自然のなか、
若い力で育んだ石川自慢の新品種

生産者:裏 貴大石川県羽咋郡志賀町 株式会社ゆめうらら
能登

ひゃくまん穀

石川県で9年かけて開発された新しいお米です。お米の粒ひとつひとつが大きく、もっちりと粘りが強く、粒感もしっかりあり、食べ応えが十分。時間が経っても粘りや粒感の変化が少なく、冷めてもおいしいのでお弁当にもおすすめです。昼夜の寒暖差や豊かな土壌、清らかな雪解け水と、おいしいお米が育つ好条件がそろった能登半島からお届けします。

裏さんがお米を作っている志賀町は、どんなところですか?

私たちが米作りをしている場所は、豊かな自然のなかに棚田が並ぶ、能登半島の典型的な中山間地です。過疎化や高齢化が進み、耕作放棄地が増えるという課題を抱えており、私たちはこうした地域の課題を解決し、能登の農業を守るために日々取り組んでいます。

裏さんの「ひゃくまん穀」はどんなお米なのでしょう?

石川県が開発した「ひゃくまん穀」は、粒が大きく粘りもしっかりあり、食べ応えがあるお米です。朝から食べるとちょっと重いくらい(笑)。スポーツ系の部活をやっている育ち盛りのお子さんにがっつり食べていただきたいですね。冷めてもおいしいのでお弁当にもぴったりだと思います。
石川県の「ひゃくまん穀」はどの農家さんのものでも品質が高いのですが、私たちが自信をもって言えるのは、安全なお米だということです。
水田の安全性や生物の豊かさを証明する「環境特A地区」の認定を受けた水田で栽培しており、安心して食べていただけるということにこだわって、米作りをしています。

農家からのメッセージ

私たちは、地域の農業の課題を若い力で解決していこうとしています。米作りの中心は20代の若者です。平地よりも2倍くらい手間がかかる中山間地での栽培ですが、これまでの慣例にとらわれずにさまざまな工夫をして、皆で楽しみながら米作りをしています。

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ドローンも使ってみたいとは思っていましたが、日夜技術が進歩していくドローンなどの機材は、購入するタイミングを迷っていました。オプティムの「スマートアグリプロジェクト」は、機材も無償でレンタルできるので、私たちのように試してみたいと思っていた農家にはぴったりですね。
今回、ドローンで防除を行ったのですが、とにかくたくさん飛ばして一緒に取り組むオプティムさんにデータを提供しようと、近隣の手が足りなくて困っている農家さんの圃場でも私たちでドローンを飛ばしました。

客観的なデータにもとづいて行うので、人の判断が入らないという点では、安全かつ確実で、農薬の使用量もしっかり減らすことができました。

そしてなんといっても大きな効果は、若いメンバーのモチベーションがすごく上がったことです。自分たちでドローンを飛ばし、その効果がしっかりと出て、秋にはこれまで以上に品質の高い「ひゃくまん穀」を収穫することができました。自分たちで行ったことの成果がしっかりと出て、さらに意欲的に農業に取り組んでいます。

これまでも私たちは、若者たちが農業に入ってきてくれる環境づくりのためにさまざまな取り組みをしてきましたが、ドローンを飛ばしたい!といって農業に入ってくれる若者が出てきてくれるといいなと思っています。

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独特の粘りと"もっちり感"が
評判のお米です

生産者:姉崎信弘新潟県新発田市 姉崎農園
新発田

ミルキークイーン

1998年に品種登録されたミルキークイーンは、コシヒカリをもとに育成された品種。おいしいおコメが育つための諸条件がそろう新潟県新発田市産はミルキークイーン作りに最適な土地です。胚乳アミロース含有率は9〜12%で、コシヒカリより光沢や粘りがあって良食味。特長的なのは白飯はもちろん、おにぎりや炊き込みご飯にしても美味しくいただける「コシヒカリ」をも上回る“粘り=もっちり感”。お米好きの方に注目の品種です。

姉崎さんの作る「ミルキークイーン」はどんなお米なのでしょう?

日本一の米産地といえばもちろん新潟県です。知名度こそ南魚沼にかないませんが、ここ新発田市もまた山岳地帯からの雪解け水、豊かな土壌、大きな朝晩の寒暖の差といった諸条件は有名な地域と変わらず、新潟県内有数の米どころなんです。

ミルキークイーンは「倒れやすい」「たくさん収穫できない」「管理が大変」と弱点が多い品種なので、作るのを止めていましたが、今年初めてスマートアグリフードに参加するに当たり、再度挑戦することにしました。渾身の作、新発田のミルキークイーンをぜひ味わってみてください。

農家からのメッセージ

2020年から新発田市でスマート米作りに取り組んでいる木村さんに誘われて、今年からオプティムの「スマート農業アライアンス」の生産者として、この取り組みに挑戦しました。

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スマート米「ミルキークイーン」は、農薬と肥料を最小限にとどめた「ピンポイント除草剤散布」と「ピンポイント施肥」で作られた、安心でおいしいお米です。

「ピンポイント除草剤散布」はドローンを用いてAI画像解析を行うことで、必要な箇所にだけ農薬を散布。的確に散布できるので、除草剤は通常の半分以下に抑えることができました。

また、今までは病害虫を防ぐために農薬の全面散布を2回行っていましたが、1回に減らすことができました。生育後期に農薬散布をしなくて済んだので、残留農薬の心配もありません。

「ピンポイント施肥」では肥料を通常の30〜40%を削減。お米はたんぱく質含有量が増えると味が落ちてしまいます。美味しいお米を作るためには、必要以上に肥料を与えすぎないというのも重要なポイントなんです。

新発田市の安心・安全、そして美味しいお米を楽しんでいただけるなら、それに勝る幸せはありません。たっぷりと旨味を蓄え、もち米のような"もっちり感"も楽しめる、安心な「ミルキークイーン」を手塩にかけて育てましたので、ひとりでも多く楽しんでください。

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新潟生まれの新品種は
コシヒカリをも上回る大粒

生産者:木村 清隆新潟県新発田市 有限会社アシスト二十一
新発田

にじのきらめき

新潟県で育成された「にじのきらめき」は、「西南136号(後の「なつほのか」)」と極良食味の「北陸223号」を組み合わせ、2018年に国の研究機関である農研機構から発表されたばかりの新品種。
コシヒカリを上回る大粒であり、米飯の食味はコシヒカリと同レベル。食味と炊きあがりのツヤ、適度な粘り、そしてもっちりとした食感が特長。炊きたてのご飯はもちろん、おにぎりなどお米本来の味を楽しむ毎日の食事にもぴったりです。

木村さんの作る「にじのきらめき」はどんなお米なのでしょう?

阿賀野川と加治川の水を利用して恵まれた環境で作る「にじのきらめき」は、代表品種コシヒカリと比べても味と品質は劣りません。むしろ「大粒であること」と「豊かな香り」では勝っています。近年進む地球温暖化を見越して開発された新品種であり、将来的には主力品種になる可能性を秘めています。

私たちの圃場では、「にじのきらめき」を直播栽培という新しい栽培方法で育てています。存在感のあるお米ですので、味の濃いおかずと食べても、お米の美味しさをお楽しみいただけます。ぜひ食の宝庫である新潟県の食材をお供に召し上がってみてください。

農家からのメッセージ

新潟県新発田市は近年、農家の高齢化が進んでおり、担い手不足の問題が深刻になっています。“ドローンなどのスマート農業技術の導入を視野に入れていかないと”と考えていた矢先、オプティムの「スマート農業アライアンス」が生産者を募集していると聞き、私から声をかけさせていただきました。

初年度だった昨年は「コシイブキ」を作りましたが、今年はオプティムと協力しながら、新たな農法とともに新品種の「にじのきらめき」に挑戦しました。

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何年も同じ圃場で米作りをしているので、圃場の状態はわかっているつもりでした。しかしドローンで撮影した圃場の画像や分析した数値などのデータを見ると新たな発見があり、今までのやり方では仕事が追いつかなくなるだけでなく、品質低下の懸念さえも感じました。

そこで、ドローンを用いたAI画像解析により最低限の散布を行う「ピンポイント除草剤散布」と「ピンポイント施肥」を実施。本当に必要な箇所にだけ農薬や肥料を撒くことで、安全でおいしいお米ができました。

私たちの圃場でこういった取り組みを行うことで、新発田市の他の生産者が興味を持つきっかけになれば、とも思っています。

オプティムとスマート米を生産することで、私たちが作ったお米を本当に必要としてくださる方の手に届けられることが、何よりうれしいです。

これからもおいしいお米を作ることを心がけつつ、お客様がおいしさは当然として、安心して食べられるお米を目指して、米作りを続けていきたいと思っています。ぜひ新発田産の「にじのきらめき」を味わってみてください。

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爽やかな甘味と食味が人気
新潟県内の代表的なお米

生産者:大倉翼新潟県新発田市 豊浦中央ライスセンター
新発田

コシイブキ

新潟県の中でも豪雪地帯ならではの加治川を流れる豊富な雪解け水と、肥沃な大地に恵まれた新発田市で作られた「コシイブキ」は、コシヒカリを親に持つ「ひとめぼれ」と「どまんなか」の交配によって生まれた新品種です。新潟県内以外ではほとんど手に入らず、コシヒカリのおいしさを受け継いだ「炊きあがりのツヤ」「適度な粘り」「爽やかな甘味とあっさりした食味」が特長。冷めても硬くなりにくく、お弁当などにもおすすめです。

大倉さんの作る「コシイブキ」はどんなお米なのでしょう?

新発田市は山岳地帯から流れ出た雪解け水が形成する阿賀野川と加治川下流に位置しており、豊かな土壌にも恵まれていて、米の生産量日本一を誇る新潟県内でも有数の米どころとして知られています。

そんな新発田市で、コシヒカリをもとに新潟県で開発された当県自慢の早生品種「コシイブキ」をスマート米2022として作りました。

「コシイブキ」は、コシヒカリの美味しさを受け継ぎつつも、爽やかな甘味とあっさりした食味が特長です。収穫量よりも味を求めた品種のため、肥料を極力減らして栽培しています。その結果、今年は香り豊かで食べやすいコシイブキができました。

農家からのメッセージ

今回スマート米2022となるコシイブキは、「ピンポイント農薬散布」と「ピンポイント施肥」で作られています。

「ピンポイント施肥」では肥料を通常の30〜40%ほど削減しました。

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肥料を散布するだけなら圃場全体にまいてしまう方が簡単です。ですが、お米はたんぱく質含有量が増えると味が落ちてしまうので、美味しいお米を作るためには、必要以上に肥料を与えすぎないというのも重要なポイントになってきます。

新発田市でも農業従事者の減少と高齢化が進み、それとともに農地が集約化されています。ドローンをはじめとしたスマート農業技術を取り入れて作業を効率化しなければなりません。さまざまな都合や年齢などで、毎年のように近隣で農業をやめていく農地は増える一方です。そのペースに、若い農家だけではもはや対応できません。

私たち豊浦中央ライスセンターでは、効率化を目指して、以前から散布ヘリを導入したりドローンを試験的に使用したりと、比較的早くから積極的に新しいことに挑戦してきました。

そんな中で、今年からオプティムと共同でドローン+AI解析を行うことで、肥料と農薬を必要以上に節約し、散布する作業者と作業時間を節約することで効率化を進めながら、安心・安全なお米が作れるようになりました。

「スマート米2022」では、木村さんの「にじのきらめき」に加えて、姉崎さんの「ミルキークイーン」と私の「コシイブキ」が加わることで、新発田産の米が3品種も登録されました。

どの品種もそれぞれに特徴があり、どの農家も未来の新発田の農業を担うために頑張っています。三者三様のお米を食べ比べて、県外の方々にはあまり知られていない、新発田秘蔵の美味しいお米を楽しんでいただけたらうれしく思います。

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