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<白米と玄米を混ぜて炊く方法>おいしい水加減や浸水時間は?

料理研究家でごはんソムリエの秋元です。この連載ではお米をおいしく食べるために“知っておくと役に立つお話”やレシピをお伝えします。

玄米だけでは食べにくいなぁと感じる時、簡単に調整できるのが「白米と混ぜて炊く」という方法。通常、炊き方の違うこの2つを、混ぜてもおいしく炊くためのコツを今回はお教えしたいと思います。

混ぜる割合や吸水時間など、意外に簡単! ごちそうが続く年末年始や、体調を崩しやすい時期などは、玄米を中心とした粗食を取り入れ、体調を整えてみてはいかがでしょうか。


玄米と白米、どんな割合で混ぜる?


白米感覚で食べたい場合は「白米5:玄米1」


こちらは白米メインの味わいで、玄米がところどころプチプチと雑穀のように入っている程度の、どなたでも食べられる割合です。玄米はムリ! という方は、ぜひ一度試してみてください。

一番のおすすめは「白米2:玄米1」


玄米を食べやすくするために一番おすすめの割合はこちら。玄米の食感や栄養素を取り入れながら、白米の食べやすさも加わった、無理なく玄米食を続けやすい割合です。

玄米に慣れてきたら「白米1:玄米1」


玄米の味は好きだけれど、少しソフトさが欲しいという方は同量。普段玄米のみで食べている方がお弁当に玄米を入れる場合も、玄米の味わいは残しつつ冷めてもおかずを選ばず美味しくいただける割合です。

玄米と白米、混ぜた時にはどう炊く?



(1)お米を計量する
一番おすすめの「白米2:玄米1」の割合を例にすると、白米1カップ+玄米1/2カップというようにお米の計量カップを使っても良いですし、私は重さで白米200g+玄米100gというように計量しています。

(2)1を一緒に洗う
難しく考えず、白米と同じ要領でOKです。

(3)炊飯器の白米の目盛りより2mmほど上まで水を入れる
お持ちの炊飯器に白米をやわらかめに炊く場合の目盛りがあればそこまで入れる。

(4)炊飯器に水を入れた状態で、浸水時間を1時間以上、できれば2時間とりましょう
混ぜて炊く場合も浸水時間をとりましょう。浸水時間が長いと白米が吸水しすぎるのではと思うかもしれませんが、お米は吸水できる水の量に上限があるため、水温が上がる暖かい季節以外は長くても心配いりません。

(5)炊飯器の「白米の通常炊飯モード」で炊飯
「玄米モード」で炊飯すると、白米はかなりやわらかめ、全体はもっちりとした炊き上がりになります。

今回は普通の玄米を使った「白米と混ぜて炊く方法」をご紹介しましたが、SMART AGRI FOODから発売しているスマート米の「無洗米玄米」を使えば、浸水も不要。白米と全く同じ方法で炊飯することができますので、ラクして体を気づかうストックをしておくのもおすすめです。

奥能登こしひかり<特別栽培米>、こしいぶき<残留農薬不検出>、まっしぐら<残留農薬不検出>などがラインナップする、安心安全なスマート米をどうぞ!

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この記事の転載元
SMART AGRI(スマートアグリ)
「SMART AGRI」はAI・IoT・ロボットといったスマート農業について、農業関係者が必要とする情報をわかりやすくお伝えする農業×ITの専門メディアです。